2020/03/12

【FEH】フェーパスの有効期間と特典のお得度を考察 ~神装英雄と天井を目安に~

この記事では『ファイアーエムブレムヒーローズ(FEH)』の月額課金サービス「フェーパス」について、特典とそのお得度を考察する。

(※この記事の内容は2021年12月27日時点の仕様に基づきます。)

フェーパスの有効期間は?

フェーパスとは、月額950円で加入すると様々な特典を得られる定額課金システムだ。

一度加入すると1ヶ月後まで有効となる。この「1ヶ月」は正確には「加入日の翌月の同日・同時刻」までだ。

例えば2月11日午後8時にフェーパスに加入(すぐに更新停止)した場合、3月11日午後8時に有効期間が切れる。フェーパスに断続的に加入する場合は、これを踏まえた上で活用の予定を立てよう。

 

神装英雄が貰える

フェーパスの加入特典の内、まず目を引くのは神装英雄だろう。毎月10日と25日に神装英雄として既存キャラの衣装替えバージョンを入手することができる。

神装英雄を目的にフェーパスに加入する意義はあるのだろうか? これにはいくつかの観点がある。


そのキャラやイラストが好きな場合

好きなキャラが神装英雄になった場合は、もちろんぜひ入手して新たなイラストやボイスを楽しみたいところだ。単純に「神装英雄のイラストが気に入った」というだけでも加入の理由になるだろう。


スキル継承の素材にしたい場合

神装英雄の中には、「遠距離反撃」を持つヘクトルや「近距離反撃」を持つタクミなど、希少なスキルの継承素材になるキャラもいる。素材目的でこれらの神装英雄を貰うのも一つの選択だ。


そのキャラを主力として使っている・使いたい場合

神装英雄になると、全ステータスが通常より+2底上げされる。初期実装のキャラはステータスが低めだが、この神装ボーナスがあれば(神竜の花をフル投入した同士で比較した場合)最新キャラと同水準のステータスとなる。

初期キャラはたくさん所持している人も多いはずなので、限界突破しやすいのがメリットだ。育成の手間こそかかりますが、戦力を強化するために神装英雄を貰うのもありだろう。

ちなみに、1年目の秋以降~第2部終了までに実装されたキャラは、初期実装のキャラよりもステータスが少し高めになっている。なのでこの時期に実装されたキャラ(ミカヤ・リーフなど)が神装化された場合、フル強化時のステータスは最新キャラを上回る。戦力目的の場合は狙い目かもしれない。

 

超英雄・伝承/神階英雄召喚に「天井」が付く

2021年12月から追加された特典で、特定の召喚イベントで「選んでもらえる召喚」が可能になった。

「選んでもらえる召喚」とは、そのガチャを40回引くと好きなピックアップキャラを1人貰える、いわゆる「天井」機能だ。 通常だと「天井」があるガチャは新英雄召喚などに限られているが、フェーパスに入っていると超英雄と伝承/神階英雄召喚にも適応される(ただし超英雄の復刻召喚は対象外)。

これは非常に大きな特典で、新登場のキャラなら1人は確実に手に入れられるようになる。特定の1人を狙うのが難しい伝承/神階英雄も、入手・限界突破しやすくなった。

天井までの召喚回数はフェーパス未加入状態でもカウントされているので、「40回引いて、出なかったらフェーパスに入って天井で貰う」という判断も可能。上手く使おう。

 

各種アイテムを入手できる

ミッションで、1回あたりオーブ5個・異界の紙片120・神錬の雫35・聖杯50・飛空石120が入手できる。

いずれも有用なアイテムだが、劇的な数ではないのでオマケ程度に捉えるべきだろう。とはいえ、1回加入すれば3回報酬を貰えるのでオーブ15個分。これだけでも普通にオーブを買う場合と値段効率は変わらないので、オーブを買うならまずフェーパスに入ったほうが良い

関連記事→【FEH】1ヶ月に無料オーブ&アイテム(羽根・聖貨・錬成石)はいくつ貰えるのか 

また2021年7月に「フェーパス継続加入特典」が追加された。2ヶ月以上継続してフェーパスに加入している場合、上に加えて個性の実や神竜の花も入手できる。

特に個性の実は特典で貰える数がなかなか多いため、これを目的に継続加入するのもありだろう。

 

絆の契りの枠が増える

「召喚士との絆の契り」を結べる枠が、通常は1人の所フェーパスに加入すると2枠増える。さらに2ヶ月継続加入で+1、3ヶ月でさらに+1され、最大5人となる。

絆の契りはレベルSにするとHPが+5・他ステータスも+2されるので、攻略上の大きな助けとなる。特に飛空城や英雄決闘で主力を複数同時に使う場合は、大きな恩恵を得られるだろう。

ただし、フェーパスの期限が切れると追加枠の契りも無効化されてしまう点には注意したい。金の切れ目が縁の切れ目なのだ。

 

ターン巻き戻し機能が使える

ミラの歯車、ないし天刻の拍動、ないし運命の輪機能が使えるようになる。ただし飛空城や闘技場系のコンテンツでは使えないため、各種英雄戦や連戦トライアル等での活用が主になる。

繰り返しに伴う作業を大きく軽減することができるため、試行錯誤を繰り返して高難易度マップに挑むというスタイルを好むプレイヤーにとっては、これだけでもフェーパスに加入する理由になりうる。
ただしあくまで「手間が減る」だけなので、この機能にどれぐらい価値を見出すかは人によるかもしれない。


連続おまかせ機能が使える

修練の塔・戦禍の連戦・想いを集めてなどで、スタミナの続く限り連続で「おまかせ」によるオート操作が可能になる(ただし「特別訓練」では使えない)。例えば戦禍の連戦であれば6~7回は連続で戦ってくれるので、操作の手間が1/6に減る。

確かに便利機能なのですが、無ければ周回が面倒すぎるというほどでもないので、基本的にはオマケ程度に捉えるべきだろう。

 

まとめ:フェーパスには加入するべき?

個人的な意見では、欲しい神装英雄が来た・天井システムを利用したくなった場合に適時加入するのがオススメだ。「950円で確実に欲しいキャラが貰え、各種オマケも付いてくる」と考えるのが良いだろう。

継続して加入する場合は、契り枠の拡大やターン巻き戻し機能をどこまで重視するかがポイントになる。これらの機能の恩恵が大きいと感じた人なら、入る価値はあるだろう。逆にこれらを活かしきれるほどやり込んでいない人なら、無理に継続加入する必要は無い。

また違う観点としては、単純に「月1000円ぐらいならFEHに払ってもいい」と思っている人なら、「お布施」気分で払うのもありかもしれない。

自分はというと、基本的には神装英雄のラインナップに合わせて断続的に加入している。1万円支払ってオーブを購入するのは抵抗があるが、950円なら払ってもいいかなという気になるので、課金システムとしては比較的好印象だ。それぞれのプレイスタイルに合わせて、上手くフェーパスと付き合っていこう。