2019/12/31

【FEH】1ヶ月に無料オーブ&アイテム(羽根・聖貨・錬成石)はいくつ貰えるのか(2019年12月~2020年1月版)

 
ファイアーエムブレムヒーローズ(FEH)で、無料オーブ(とアイテム)がどれぐらい配布されているのか、気になっていたので実際に数えた。

(集計期間:2019年12月1日~31日)
※数え間違え・集計漏れなどあったらあしからず

2019/12/27

『ポケモン』はe-Sportsにならない(し、なる気が無い)


(※この記事の内容は『ポケットモンスター ソード・シールド』発売時の環境に基づきます。)

『ポケットモンスター』シリーズには色々な遊び方がある。

メインストーリーを好きなポケモンを使って攻略する「RPG」としての側面。ポケモンを集めて図鑑の完成を目指す「収集ゲーム」の側面。単に好きなポケモンを眺めたりタッチしたりして愛でる「コミュニケーションゲーム」としての側面。そして、強力なポケモンを育成して戦わせる「対戦ゲーム」の側面である。

2019/12/21

ドストエフスキーに「恋愛」は書けない ― 『白痴』登場人物一覧&感想


ドストエフスキー『白痴』(河出文庫、望月哲男訳)を読み終えたので、登場人物リストのメモと感想。

2019/11/15

ポケットモンスターソード 初見ノーリセットクラシック縛りプレイ日記 その1/誰一人として死なせはしない編

 
いよいよポケモン剣盾ことソードシールドが発売された。

しかし普通に進めても緊張感が無い気がしたので、教師としてフォドラ内乱戦争を指揮した経験から「ユニットが撃破されたら二度と復活しない」クラシックモードでプレイすることにした。

2019/11/03

『スーパーマリオメーカー2』で最初に作ったコースはたいてい激ムズクソコースになる理由


『マリオメーカー2』を遊んだ。本格的に自分でプレイするのは初めて。

思ったのは、『マリオメーカー2』(アクションゲーム)に関する様々な示唆をプレイヤーに与えてくれる本当に稀有なゲームだということ。
この記事では、自分が『マリオメーカー』を通じて感じたことを、プレイ開始から順を追って語りたい。

2019/10/25

「近道」しない小説―長嶋有全作感想

現代の日本人小説家の中で、自分が一番好き(だった、と過去形になってしまうのだが)な長嶋有の全小説の感想。
タイトルの後のアルファベットは、個人的な評価。(A=傑作、B=まずまず、C=イマイチ)

2019/10/21

「ゲーム酔い」について考える ~酔い止めで『ポケモンスカーレット』の酔いを克服した話

『ミラーズエッジ』より

世の中には2種類の人間がいる。ゲームで酔う人間酔わない人間だ。

この記事を読んでいるあなたは、おそらく「酔う側」の人間だろう。きっと「ゲーム 酔う」といったキーワードで検索してこの記事を見つけただろうから。酔わない人間は、わざわざそんなワードで検索しない。

安心して欲しい、何を隠そう私もゲームでとても酔いやすい側の人間である。同士よ!

3D画面のゲームは、普通にプレイしているだけで高確率で気分が悪くなってしまうし、場合によっては2Dのゲームですら普通に酔う。私にとってゲームをプレイする上で最大の敵は、強いボスキャラではなく画面酔いである。

この「ゲーム酔い」は体質の問題らしく、「酔わない」人は「酔う」人の感覚がまったく理解できないそうだ。私も小さい頃は気にせず『スーパーマリオ64』などをプレイしていたはずなのだが、いつの間にかこんな体質になってしまった。

残念なことに、ゲームのプレイヤーは「酔う」人より「酔わない」人の方が多いらしい。すなわち、ゲームは「酔わない」人が「酔わない」人に向かって作っている娯楽なのだ。

面白そうだと思って買ったソフトが、3D酔いのせいでろくに遊べなかった……。そんな悲しみを経験したことがある人も少なくないはずだ。

すべての悲しき「酔いゲーマー」のため、この記事では「ゲーム酔い」について考えたい。

2019/10/12

「二度寝」としてのリメイク―Switch版『ゼルダの伝説 夢をみる島』


Switch版『ゼルダの伝説 夢をみる島』をクリアした。

本作は1993年にゲームボーイで発売されたソフトのリメイク。私は原作は未プレイだったが、良くも悪くも26年前のゲームボーイのソフトだと感じながらのプレイだった。

2019/09/24

ファイアーエムブレム風花雪月 3周目黒鷲ルナティック プレイ日記&攻略メモ 第1部

1周目2周目に続き、ルナティックが配信されたので、3周目を黒鷲組でプレイ。
ルールは以下の通り。
  • 難易度はルナティック、モードはクラシック。
  • 前週からの引き継ぎは無し。
  • DLCは使わず、オンラインにも繋がない。
  • その他の要素(フリー戦闘・聖人像の強化・スカウト等)は、存分に活用する。
※以下、当然のようにネタバレを含みます。

2019/06/26

「死にゲー」とリトライの速度について――登山とバイクと侍と(『Celeste』『Trials Fusion』『SEKIRO』)


最近は『Celeste』と『Trials Fusion』にハマって、同時にプレイしていた。

『Celeste』は全チャプターのC面をクリア、『Trials Fusion』は全公式コースをゴールドメダル入手までプレイした。
いずれもまだまだやりこみ要素はあるが、とりあえずはどちらもクリアしたと言っていいだろう。

しかしこの2作は、(「すごく面白い」という以外にも)いろいろと共通点が多いゲームである。

2019/06/24

オープンワールドが嫌い・苦手なゲーマーを肯定してくれる『HITMAN』『HITMAN2』


最近は『HITMAN』『HITMAN2』(PS4版)にハマっている。

すでに数十時間遊んでいるが、チャレンジのコンプリートやサイレントアサシン&スーツオンリーを達成したマップは僅かで、全ステージをやり込もうとすれば終わりが見えないほどだ。

『HITMAN』『HITMAN2』は極めて優れたゲームである。

『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』(感想記事)は現代の傑作オープンワールドゲームと激賞されたが、それならば『HITMAN』も同じぐらい褒められて話題にならなければおかしい。それぐらい稀有な作品だ。
だが残念ながら(少なくとも日本では)HITMANの知名度やプレイ人口はBotWに比べると遥かに低いようだ。

私は『HITMAN』をプレイしていて、なぜ自分が「オープンワールドゲームが苦手な理由」がわかった。その理由をこの記事では語ろう。

2019/05/27

Windows7→10のアップグレード時のエラー(0x8007001F - 0x20006)対処法

これまで使っていたPCがいよいよ瀕死になってきたので、家にあったWindows7が入ったLenovo g570を使い始めた。

2019/05/08

対照的な『ドラクエ4』と『ドラクエ5』の比較―あるいは『4』好きな人はビアンカと結婚しない説


DS版の『ドラゴンクエスト4 導かれし者たち』と『ドラゴンクエスト5 天空の花嫁』を続けてプレイした。

どちらもゲームとしても面白かったが、対照的な構造をしている点が興味深かった。

2019/04/30

マックスとメイは友達になれる? 『ライフ・イズ・ストレンジ』と『ナイト・イン・ザ・ウッズ』の比較

『ライフ イズ ストレンジ(Life is Strange/LIS)』と『ナイト・イン・ザ・ウッズ(Night in the Woods/NITW)』は同時期に発売された海外製ADVゲームだが、主人公の設定やストーリーの内容にも多くの共通点がある。

関連記事:『Night in the Woods ナイト・イン・ザ・ウッズ』 テレビゲームが描く(ことができなかった)「青春」 

2019/03/31

『Night in the Woods ナイト・イン・ザ・ウッズ』 テレビゲームが描く(ことができなかった)「青春」

楽しみにしていた『Night in the Woods(NITW)』の日本語版(Switch)をクリアした。


プレイしていて連想したのは、『ライ麦畑でつかまえて』や『ムーン・パレス』『ウォールフラワー』といった長編、ないしトバイアス・ウルフやスチュワート・ダイベックの短編といったアメリカの「青春小説」たちだった。

あるいは『ラスト・ショー』『ギルバート・グレイプ』『卒業』『普通の人々』『ナポレオン・ダイナマイト』といった「アメリカの田舎町に暮らす若者」を描いた映画、もしくは『青春群像』や『トレインスポッティング』といった「退廃的な若者たちのグループ」を描いた映画にも似ていると感じた。

もちろん「思春期の少女を主人公にしたアドベンチャーゲーム」としては、最近の作品だけでも『BEYOND: Two Souls』や『Life is Strange』といった、より直接的に「近い」ものが存在する。
しかし自分にとってNITWはこれらの「ゲーム」よりも、小説や映画に近い存在なのである。

関連記事: マックスとメイは友達になれる? 『ライフ・イズ・ストレンジ』と『ナイト・イン・ザ・ウッズ』の比較