2019/08/24

ファイアーエムブレム風花雪月 2周目青獅子ハード メーチェちゃん贔屓&いろいろ縛りプレイ日記

1周目に続いて、2周目の青獅子ルートをクリアしたので簡単に感想。
(以下、当然ながらネタバレが含まれます)

縛りのルールと感想

  1. 難易度はハード、モードはクラシック。
  2. 生徒たちの指導に専念するために、先生は武器を持っての戦闘等、経験値を得る行為を禁止
  3. 武器の購入は禁止。道具はたいまつと試験パスのみ購入可。鍛冶屋も使用禁止。
  4. (弓と魔法の)射程が伸びるスキルやアイテムは、強すぎるので使用禁止(ただし戦技は使用可)。
  5. 青獅子学級の生徒を活躍させるために、生徒・教師のスカウトは禁止。
  6. 騎士団は購入・使用可だが、1周目から引き継いだ騎士団は使用禁止。
  7. 遭遇戦(自由戦闘)は禁止。ただし外伝はすべてクリアする。
  8. リセットは、普通にします。
ノーマルの1周目がちょっと簡単すぎたので、今回は最初から色々縛りを設けてみた。
先生禁止は1周目の途中からやってるから、もはやこれが日常。先生、主人公のはずなのに、ロクに戦ってるところを見てない……。

目新しいところでは、武器購入・鍛冶屋使用禁止の縛りがなかなか面白かった。
店禁止はFEでは定番の縛りだが、今作でもちゃんと武器を買わずにクリアまで行けた。

今回は敵の武器ドロップがさほど多くないが、2部に入るとユニットが持っていた武器の使用回数が全回復するので、それでなんとかなったという感じ。
終始武器が困窮するギリギリのバランスで、トラキアのように敵から奪えたらなぁ……とよく感じた。

戦技は武器回数を多く消費するのであまり使わず、逆に武器回数を消費しない計略が役立った。
1~2射程武器の入手がかなり限られているのでその使い所を考えるのも楽しかった。

弓と魔法の射程を伸ばすスキルは、強すぎて1周目で頼りすぎてしまったので今回は封印。しかしそれでも魔法は強かった。
3射程攻撃ができない最大のデメリットは、魔獣の射程外から攻撃できないことだろうか。反撃前提で攻撃しないといけないので、守備や幸運が低いユニットは魔獣と戦わせにくかった。

難易度・ゲームバランスについて

難易度は、序盤~中盤は簡単だった。
1周クリア済ということもあるが、ノーマルと大差は感じず、ほぼ苦労する場所は無し。

しかし、終盤から急に難しくなった。
具体的にはグロンダーズの会戦(Ep.17)から一気に難易度が上がり、敵のステータスが高くなったからか縛りのせいかは不明だが、とにかく戦闘で苦労するようになった。

誰かが撃破されてやり直し……というFEらしい流れも何度も経験し、終盤に限れば、十分にやりごたえがあるプレイだった。
終章も、あっさりしていた金鹿組と比べると圧倒的に力が入っていて盛り上がった。

ゲームバランスは、まだ2周プレイしただけなのではっきりとしたことは言えないが、現段階での印象としては、少なくとも悪くはないと思う。

ただ、一部の要素に多少の粗さは見られる。
個人的に一番気になったのは遠距離魔法(サンダーストームやメティオ等)や投石機の火力が高すぎる点。
投石機なんて、守備が高いディミトリですら20以上のダメージを受けてしまうぐらい単純に火力が高いし、必殺もちゃんと出る上、そのダメージで撃破されてしまうため非常に厄介(逆にこっちが奪ってしまえば強いんだけどね)。
とにかく投石機が強い。グロメール将軍もお喜びであろう。
後は、繰り返しになるがやっぱり弓の射程強化が強い。
特にボウナイトは弓射程+2という狂ったスキル持ちの上に再行動できるので、敵にいると本当に厄介。

なので、現時点でのプレイ感覚としては『if』と『Echoes』の中間という感じだ。
『if』ほどには緻密な詰将棋的繊細さは無いが、『Echoes』に比べればスキルや騎士団など各種システムは遥かに細かい。
あるいは、バランスにややアバウトな面がある点も含めて『暁の女神』にも近いと感じている。

ストーリー・金鹿ルートとの違いについて

ストーリーは、1部はほぼ同じ。
2部も中盤までは、視点は違うものの大筋やマップの構成は同じだが、終盤(グロンダーズの会戦以後)はストーリーもマップも金鹿ルートとは全く別物になり、興味深かった。

金鹿ルートは「帝国を撃破したのち、裏で蠢いていた黒幕を倒す」というFEによくあるパターンだったが、青鹿ルートでは帝国との戦いの部分がより深く描かれ、皇帝を討った時点でエンディングを迎える。

黒幕は野放しなわけだが、ルートごとにメインテーマが異なる(金鹿は「フォドラ全体の融和」、青獅子は「ディミトリの復讐心」)ことを示すのに、良い差別化だと思った。黒鷲ルートも楽しみだ。

闇堕ちディミトリくんも良かったが、それだけに2部終盤で改心して品行方正になってしまったのは少し残念。
2部前半のディミトリくんは非常に魅力的なのだが……

後半になると急に良い子ちゃんになってしまうのが残念。というか前半の方が「素」だと思う……。

最終学級名簿

 (※ラスボス突撃直前のステータス)
復讐の猪。とにかく力が高く、速さと守備もあるので超強い。歴代ロードの中でもかなり強い部類な気がする。

主君を守る壁。
固有スキルで、待機すると守備が4も上がるのが美味しい。ステ合計は高くなくても、守備さえ高ければ仕事ができることを示してくれる。

剣一筋のツンデレ。中盤までは強かったんだけど、後半になるにつれて力不足に……。
速さがヘタったかな? 剣士なのに、普通に敵から追撃されてたからなぁ……。

アンちゃんのパパ上。
ドゥドゥーくんに次ぐ2枚目の壁。特に変哲のないアーマーだが、守備の応援は便利。

かわいい顔して手癖が悪い。固有スキルでカギを開けられるので、踊り子になってもらった。1周目と同じパターンだな……。
唯一の弓使いだったが、自分で殴る機会はほぼ無かった。

真面目ちゃん。唯一の飛行ユニットとして、陽動や誘導、ギミック解除などいろいろな場面で本当に活躍してくれた。
回避も高く戦闘でもしっかり活躍。影のMVP。

ドジっ子。5年後の姿では個人的に一番の衝撃……同窓会でモテるタイプ。
ステータスは技が高く、必殺率が高かった。「頑張り屋」含めたトリプル応援で補助役としても活躍。

青獅子の聖母。ドーピングアイテムをつぎ込んだこともあってか、シスターとしてほぼ完璧な高ステータスに育った。
ホーリーナイトにすると帽子を外してしまうのが唯一にして最大の難点。

タルティーン平原の戦いにて、強敵クロードを撃ち取るために「裂空」で刺し違えた英雄。君の勇姿は、決して忘れない……。



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