2020/01/10

ファイアーエムブレムの新作はリメイクになる?―聖戦・封印・烈火説を検証

風花雪月を一通りクリアしたので、早くも「次のFEは何かな~」と次回作のことを考えてしまっている。
なんとも気が早い話にも思えるが、実はそうでもない……かもしれない。

関連記事:FE歴代難易度ランキング

風花雪月のメイン開発はISではなくコーエーテクモ


――据え置きハードでは、Wiiの『FE 暁の女神』以来、じつに12年ぶりの新作となりますが、本作の開発にいたる経緯からお聞かせいただけますでしょうか。

横田
 『FE if』を発売したあたりのタイミングから、本作の構想を練り始めていました。最初は、もう1本ニンテンドー3DSで新作を作ろうかと考えていたのですが、それより先に『FE Echoesもうひとりの英雄王』を作ることに決めて、いったん新作の開発を止めていたのです。

草木原
 構想段階では、こちらにはまだニンテンドースイッチの話は下りてきていませんでしたよね。

――時期的には、『FE Echoes』と同時開発だったのでしょうか?

横田
 本格的な開発は『FE Echoes』を発売してからですが、中盤からはニンテンドースイッチ向けの開発に切り換えたうえで、並行して作業を進めていました。

――本作は『FE無双』に引き続き、コーエーテクモゲームスとの3社合同開発となりました。


草木原
 コーエーテクモゲームスさんに開発をお願いしたのには、『FE無双』が大きく関係していたんです。

横田
 ニンテンドースイッチで『FE』を出す場合、遅くても2019年内にはリリースしたいと考えていました。ですが、通常の開発ですともうちょっと時間がかかりそうだったため、開発期間を短縮するために、開発をしていただけるメーカーさんを探していたんです。ちょうどそのころには『FE無双』をコーエーテクモゲームスさんに作っていただいていたので、早矢仕さん(※1)にご相談させていただいたところ、シブサワ・コウブランドのチームをご紹介いただけた、というのが経緯です。(中略)

草木原
 今回のスタッフィングについては、インテリジェントシステムズは私以外にデザイナー数名とサウンドクリエイターに加え、プログラマーをアドバイザーとして加えているという最小構成になっていて、基本的なゲーム開発はコーエーテクモゲームスさんにご担当いただいています。

(太字引用者)
引用元: ファミ通 『ファイアーエムブレム 風花雪月』開発陣インタビュー。最新作で描かれる壮大な大河ドラマ
上記のインタビューによれば、『風花雪月』の開発はほとんどコーエーテクモが担当しているらしい。

字義通りだとすれば、インテリジェントシステムズ(IS)のFE開発陣は『Echoes』(2017年4月20日発売)から(『ヒーローズ』の運営を除き)2年以上手ぶらだったわけで、だとすれば(IS開発の)FEの次回作が次のニンテンドーダイレクトあたりで発表されたとしても、ペースとしてはなんら不思議ではない。
これは「ファイアーエムブレムDirect(2017年1月19日)」での発表。コーエーテクモへの開発依頼とどっちが先かは不明。



3DSでもう一本FEのリメイクが出る予定だった?

さて、ではFEの次回作はどんな作品になるのだろう。具体的には、新作なのか、リメイクなのか
これを考える上で、興味深い記事を見つけた。
なお、元Game Informerのシニアエディターで、任天堂の情報にそれなりに強いImran Khan氏は、Kinda Funnyにてアルファドリームの破産に言及。2018年に発売されたニンテンドー3DS向けのリメイク『マリオ&ルイージRPG3 DX』の売上不振が、同社にダメージを与えたことを示唆している。また『マリオ&ルイージRPG3 DX』の不振により任天堂が方針転換を決断し、その結果さまざまなニンテンドー3DS向けタイトルが開発中止に。具体的には『ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王』に続く、もうひとつの『ファイアーエムブレム』シリーズのリメイク作が白紙になったと言及しているNintendo Everything)。

(太字引用者)
引用元:AUTOMATON 破産手続きのアルファドリームは『マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック』の開発に参加していた
上記によれば、ISは『Echoes』の後にもう一本、FEのリメイクを作る予定だったが、『マリオ&ルイージRPG3 DX』(2018年12月27日発売)の売上不振やSwitchの好調なセールスから任天堂が3DSに見切りをつけSwitchに本格移行、それを受けてFEリメイク(仮)の話も消えたとのことである。


この話を信じるのであれば、「もうひとつのFEリメイク」は『Echoes』発売後から2018年末まで1年半以上、3DS向けに開発されていたという計算になる。開発の内情は測りかねるが、「白紙になった」で済ますには結構な長期間な気もする。

果たして本当に3DS向けの「もうひとつのFEリメイク」は開発されていたのか?
まあ考えて分かることでもないので、この記事では開発されていたし、3DSが終了したのでSwitch向けに切り替えてリメイク作の開発が続けられているという前提で話を続けたいと思う。

そうなると当然、重要なのはどの作品がリメイクされるのかである。
一作ずつ検証(という名の妄想)をしていきたい。


『聖戦の系譜』か?――CEROとの「最後の戦い」


シリーズを発売順に見ていくと、第1作『暗黒竜と光の剣』、第2作『外伝』、第3作『紋章の謎』は、いずれも『新・暗黒竜と光の剣』『Echoes』『新・紋章の謎』としてリメイク済である。

すると、順番から言えば次に古い作品は『聖戦の系譜』(1996年5月14日発売)である。
リメイクは古い作品を現代の技術でリファインして遊びやすくするもの、という前提から考えれば、『聖戦』がリメイクされる可能性は十分高い。
シリーズでも特にコアなファンが多い『聖戦の系譜』。国内の売上本数もシリーズ最大級。
ただ、よく言われるのは「『聖戦』は倫理的な描写がCEROのNG項目に引っかかるからリメイクできない」という説である。
1. ゲーム系ソフトの審査においては、第7条(別表3を含む)に定める禁止表現の有 無を判断し、これらの禁止表現があるものついては、レーティングを与えないものと し、これらの禁止表現がないゲームソフトについて別表2に記載する表現   種類・表現度合を総合審査し、以下のレーティング(年齢別区分)を行う(中略)

<反社会的行為表現>
6.近親姦の表現、強姦及びこれに準ずる意に反する性的行為等の直接的な表現、及び   肯定する表現。 

(太字引用者)
引用元:CERO 倫理規定
具体的には、上記の「近親相姦の表現」がCEROの禁止項目に該当するのでは、というわけである。

しかしこれに関しては、CEROの問題は全く無いと考えている。
と言うか、『聖戦』未プレイの人が期待勘違いするかもしれないので一応説明しておくと、別にゲーム本編で近親同士の濃厚な濡れ場が描写されているわけでは無い(当たり前だが)
あくまで「結婚して子供もいる夫婦が(実は)親族だった」という設定があるだけである。


つまり「近親姦」はたしかに『聖戦』の中に存在するが、「姦」が「表現」されているわけではない。もしこれを「」の「表現」とするなら、普通に結婚して子供を生んでいる夫婦が画面に映る作品はすべて「」を「表現」しているエロゲーという事になってしまう。何回「姦」って言うんだ。

それ以前に『聖戦』は2007年にはWiiのバーチャルコンソールで配信されているし、そのVC版はよいこのCERO:A認定されているのだから、レーティングの問題は明らかに杞憂である。

どちらかと言えばあり得るのは、CEROの外圧よりも、スキャンダラス(というほどでもないと思うが)な設定を自主規制・変更する可能性である。

巫山戯んな! 義妹ネタが無いなんて加賀ゲーじゃねーだろ!と拘る人もいるかも知れないが、自分は『聖戦』の設定に熱烈な思い入れがあるわけではないので、仮にそのあたりの設定がぼやかされたとしても、まあ、別に……ぐらいの感じだが……。
(個人的にはレヴィン✕シルヴィア、セリス✕ラナ派です。)
それよりも個人的な関心事はゲームバランス面にある。

『聖戦』のレベルデザインは、一言で言えば大雑把である。
『暗黒竜』~『聖戦』まではそもそもマップデザイン自体が簡素なのだが、中でも『聖戦』は物理的にマップが広大なこともあり、「軍勢同士が原っぱで激突する」という大味な(ある意味で現実的な)光景が全編通して繰り広げられる。

闘技場で負けてもユニットがロストしなかったり、どんなに強力な武器も多少の金額を支払えば修理して使用回数を全回復できる辺りも、FEの特徴である「緊張感」とは相反する。
実は『聖戦』は『外伝』と並んで、もっとも「反・FE的」なタイトルなのである。
だいたいこんな感じの大雑把な展開となる。

しかし『外伝』の特殊なシステム(魔女ワープ、弓の広射程など)の殆どが『Echoes』でも引き継がれていた通り、もし『聖戦』がリメイクされたとしても、上記のような特徴は「聖戦らしさ」として引き継がれる可能性が高い

だとすれば、『聖戦』は今バーチャルコンソールなどでプレイしても極端に不便な点は無い(特に毎ターンセーブ可能なのが大きい)ので、個人的にはリメイクに対する熱はさほど高くない。


『トラキア776』か?――ゲームバランスの調整に期待大


だが、反対に『トラキア776』については、もしリメイクされるとしたらかなり期待値が高い

そもそも、『トラキア776』は『聖戦の系譜』のスピンオフ作品であり、セットで語られることも多いが、ゲーム性は真逆と言っていいほど異なる(この関係は同じくなぜかセットで語られやすい『覚醒』と『if』の関係とよく似ている。この意味で私は『覚醒』は『聖戦』の、『if』は『トラキア』の相似形だと思っている)

広大で良くも悪くも大雑把だった『聖戦』とは対照的に、細く入り組んだ通路や嫌らしいトラップが満載の『トラキア』は、FEのマップデザインの質を大きく引き上げたターニングポイントだったと考えている。
だいたいこんな感じの酷い展開になる。
しかし知っての通り『トラキア』は、過酷な初見殺しと理不尽なマスクデータに満ちた、極めてアンバランスな作品でもある。

具体的には、あり得ないぐらい強い「スリープ」の杖、「体格」や「移動力」の成長に大きく左右されるバランス、「ライブ」の空振り、必殺係数という狂った隠しシステム、鍵を買い忘れただけで詰む等々……。

無論、このような理不尽なゲーム性がリーフ軍の苦境に満ちた行軍と重なり、物語への一体感を強めている点も確かであるが、『トラキア』が「人を選ぶ珍味」扱いされている所以でもある。

しかし、リメイクされるのであればこの辺りのバランスは大いに調整の余地があるし、もしそうなれば『if』や『風花雪月』のルナティックに比類する、高い戦略性と難易度を兼ね備えた万人にとっての傑作へと覚醒を果たす予感がする。

というわけで、個人的には『トラキア』のリメイクには大いに期待しているのだが、じゃあ本当にリメイクされるのかという現実性の話になると、トーンダウンせざるを得ない。
 
『トラキア』はストーリー面でもキャラクター面でも『聖戦』と直結しており、『聖戦』をプレイしていないと理解不能……と言うほどでもないが、流石に『聖戦』を無視して『トラキア』だけ先にリメイクされる可能性は極めて薄い。

つまりリメイクされるなら『新・聖戦』が出た後になるわけだが、ただでさえニッチな「上級者向け作品」扱いのスピンオフ作品をわざわざリメイクするかというと疑問符が付く。
『ヒーローズ』でも大活躍の、あのラインハルトが登場する!ぐらいでは、惹句としては弱さが否めない。
杖や必殺係数が調整された『トラキア』は、果たしてどのような作品になるのか……?



『封印の剣』か?――海外勢の需要はNo1


FEは日本国内のみならず海外でも人気のシリーズだが、海外でFEが発売されたのは『烈火の剣』(北米発売日:2003年11月3日)が初である。
すなわちその前作(時系列的には続編)『封印の剣』は海外では未発売なのだ(他の海外未発売FEは『暗黒竜』『外伝』『聖戦』『トラキア』『新・紋章』)

人気の『烈火』と直接的に繋がる作品であり、にも関わらず海外ユーザーにとっては翻訳されていない「幻の前作」。更に主人公のロイは『スマブラ』でも活躍しており知名度も十分。 

海外ユーザーの要望という観点から見ると、リメイクの需要が最も高いのは『封印の剣』だろう。
海外ユーザーにとっては「幻の主人公」であるロイ。
ゲームバランス面から見ても、『封印』はなかなかリメイクしがいのあるタイトルかもしれない。

個人的に『封印』は(トラキア、風花雪月に並び)「初見殺し」がとても厳しい作品だと思っている。

特に、嫌な時に嫌な場所から出てくる増援が本当に嫌らしく、いたずらに難易度を上げている。
この増援を「登場即行動」ではなく、近作同様「敵フェイズの終了時に出現」にするだけでも、初見殺し感はかなり緩和されるだろう。

また『紋章の謎』へのオマージュで、特定のアイテムを集めないと真のエンディングに進めないというプレイの幅を狭める仕様も、リメイクに際して撤廃したとしてもさほど非難はされないだろう。

初搭載のハードモードも敵味方ともにアンバランスな調整が目立つため、その辺りのフォローにも期待したい。
バランスが不安定な作品ほど、ある意味ではリメイク向き。



『烈火の剣』か?――完成度の高さが仇に


前述通り、海外で初めて発売されたFEが『烈火の剣(英題:Fire Emblem)』であり、それゆえ特に海外人気が高く、リメイクの現実味も十分に高い作品である。
海外ユーザーにとっては「初代主人公」であるリンは特に人気キャラ。
順当に行けば『新・封印の剣』が発売後に『新・烈火の剣』として登場する展開になりそうだが、こちらは『トラキア』と違って『封印』を飛ばしてリメイクされる可能性もある

ストーリー的には『烈火』→『封印』の順番なので、それも一興である。
『烈火』のクリアデータを引き継ぐと、ロイやリリーナのステータスが少し変化するようなネタも仕込めるだろう。

ただ、ゲームバランス的には原作の完成度が高いので、あまり弄るところが無いかもしれない。その意味では、個人的なリメイクへの熱はさほど高くない。

どちらかと言えば、『烈火』『封印』のキャラが(『暁の女神』終章の如く)総出演するスピンオフ作品、ないしは追加エピソードなどが見たい。
『ヒーローズ』で過去キャラの人気も再燃している今なら、『烈火』から『封印』の間をつなぐ新エピソードも十分に需要はあるだろう。
ゲームとしての完成度は十分高いだけに、むしろ続編やスピンオフが欲しい。


『聖魔の光石』か?――いつかはリメイクされるかも


『聖魔の光石』は、(いくつかの例外はあれど)「難易度が低い」と喧伝されることが多い。
『聖魔』が本当に簡単なのかどうかは過去の記事で語ったので繰り返さないが、確かにある程度は事実だろう。

故に、もしリメイクされて難易度調整がなされればかなり洗練された作品になるポテンシャルを秘めていると言える
具体的には、終盤の魔物のステータスと武器を強化するだけでもかなり印象が変わるだろう。
実はカプコンの子会社に制作協力してもらっていたらしい『聖魔』。『風花雪月』と少し立場が似ている。

また、ストーリー面での補遺にも大いに期待したい。

個人的に、『聖魔』で最も重要な登場人物はリオンだと思っている。
『聖魔』のストーリーの軸になるのは、FEの例に違わず「戦争」であるが、その裏にあるのはリオンのエイリークとエフラムに対する感情――憧れと劣等感――である。

にも関わらず、『聖魔』原作ではリオンの描写が極めて少ない。
特に、リオンとエイリーク・エフラムが親しい友人関係であるという描写が、物語の設定や展開に対して不足しすぎている。

なので、例えば『Echoes』の冒頭で幼少期のアルム&セリカ(たち)のエピソードが追加された様に、プロローグで物語開始数年前のリオン・エイリーク・エフラムの描写と戦闘(FEおなじみの山賊退治でも何でも良い)をチュートリアル代わりに入れれば、それだけでプレイヤーのリオンに対する思い入れがずっと大きくなるだろう。

3人の過去が深く描かれれば、よりストーリーへの没入感が増すはずである。
ただ、現実的にリメイクされるかどうかを考えると、微妙な立ち位置である。

GBA作品の中では、「(海外で)最初のFE」である『烈火』と、その「幻の前作」である『封印』を押しのけてまでリメイクされるほどのモチベーションを見つけるのが難しい。
逆に言えば『烈火』と『封印』がリメイクされた後に出てくる可能性はあるが、少々気が長い話である。


『蒼炎の軌跡』『暁の女神』か?――移植の方が現実味あり


最後に『蒼炎の軌跡』『暁の女神』だが、この2作に関してはリメイクよりベタ移植のほうが現実味があるだろう。

GC/Wiiの作品なので、今から見てもグラフィックもシステムに大きな違和感はない。
特に『暁の女神』は、日本版の後に発売された海外版が、ゲームバランスの調整やイベントの追加などがされた実質的な「完全版」らしく、そのバージョンを日本語でプレイできると言うだけで既存ファンへの希求力は十分だろう。
正直、パッと見『風花雪月』とそこまで変わらない。良いことなのかどうかは別として。
『暁』の海外版は16:9に対応、エディやレオナルドに専用武器も追加されている。

ただ、任天堂は(バーチャルコンソール以外の)ベタ移植にはあまり積極的でない印象がある。
(「Wiiであそぶ」シリーズとしてGCの『ピクミン』や『メトロイドプライム』などが移植されているが、あれは単なるベタ移植ではなく操作系がWiiリモコン用に最適化されている。)

(専門知識がないので詳しくは語れないが)「GCのゲームは移植が難しい」という話も聞く。
任天堂がGCのソフト資産を活かそうとする動きが見えない限り、『蒼炎』『暁』の移植はあまり期待できない。この2作をプレイしたい人にとっては、GC/Wiiはまだしばらく「現役」のハードとなるだろう。

ちなみに、今『蒼炎』『暁』をプレイするならWiiをD端子でテレビに接続するのがオススメ。
3色コンポジからD端子に変えるだけで、HDリマスター化したのかと思うぐらい画面が鮮明になる。これがあればぶっちゃけ移植も要らない。
 


まとめ――「新しいFE」ができる幸せ

色々書いてきたが、個人的な意見をまとめると、ゲームバランス面で最もリメイクへの期待が高いのは『トラキア』だが、実現に至るまでの現実的な道のりは険しい。

現実味という観点だと『聖戦』か『封印』&『烈火』の可能性が高いが、海外の需要を考えると『封印』のほうが優勢な気がする、という感じである。

しかしもちろんFEの次回作がリメイクではなく完全新作の可能性もあるし、宇宙を舞台にしたSFモノになる可能性だってある。
ただ一つ確かなのは、どんな作品であれ新しいFEが出るなら、必ずプレイするだろうし、楽しむだろうということである。