2019/11/16

ポケットモンスターソード 初見ノーリセットクラシック縛りプレイ日記 その2/邂逅、そして…編

ポケモンが
ひんしになったら
即逃がす
(剣盾エムブレム川柳)

    運命の邂逅

    ターフタウンでヤローを撃破、最初のジムバッジを入手し意気揚々と5番道路に向かうと、草むらに遂にあのポケモンの姿が!
    このゲームをプレイしている理由とも言うべき、カモネギ(ガラルのすがた)が登場。

    こちらがノリさん(バチンキー)を繰り出すと、カモネギは「れんぞくぎり」や「ぶんまわす」を放ち、そこそこのダメージを受ける。

    しかし捕獲のためにはもう少しHPを削る必要があるので、相手が出してきた技、すなわち虫や悪タイプを受けられるちくたん(トロッゴン)に入れ替え。だが、これが最大の過ちだった。

    ちくたんの攻撃で少しずつ削り、そろそろボールを投げようかというとき、カモネギが急に放ったのは格闘タイプの「かわらわり」
    無論、岩タイプのちくたんには効果抜群な上急所に当たり、半分以上のHPが一気に削られ、燃えカスと化した
    落盤事故。
    カモネギ(NN:メガカモネギ)は「ながねぎ」を持っていた。だから急所に当たったわけだね!
    待望のカモネギを入手したのとちくたんを喪ったのとで、精神が不安定な状態のまま進めていると橋の上でホップとのバトルがスタート。

    先鋒のウールーは格闘タイプのカモネギで瞬殺。
    流石、仲間を殺して加入した組の覚悟は違う。
    続いて登場したのは飛行タイプのアオガラスなので、ここは相性の良いどうなが(ワンパチ)にチェンジ。

    「ほっぺすりすり」でマヒ状態にした後、ふと思いついて「ほえる」で相手を強制交換。水御三家の進化系ジメレオンを引きずり出し、こいつにも「ほっぺすりすり」を食らわせる。
    そうしてマヒにして有利になった状態でノリさんに交代……と思ったら、ジメレオンが「まきつく」をかけてきた
    「まきつく」は攻撃した相手の交代を封じる技。
    HPが減った状態で退路を立たれる緊急事態に。

    焦ったが、しかしよく考えればこちらには「ほえる」があることに思い至った。これを使えば、まきつかれている状態でも相手を場から追い出して、逃げられるようになる!

    しかし「ほえる」は必ず後攻になるため、後は相手の攻撃を一発耐えられるかどうかにすべてが掛かっている。果たしてずんどうの運命は……!?

    ダメでした。
    はい、「みずのはどう」 を撃たれて死にました

    立て続けに2体の仲間が……。放心状態のトレーナーを尻目に、ジメレオンはノリさんが、アオガラスは「たべのこし」を持たせて耐久力を高めたエステー(スカンプー)が頑張って倒した。 橋に吹き付ける風が痛い……。


    【ガラルスポーツ】バウタウンジム、ユニフォーム目当てで観客動員数が激増中

    逃げるように橋を渡り、港町バウタウンに到着。
    このユニフォームの露出度はスポンサーからの要望らしい(※妄想です)
    「仕事なのでイヤイヤ着てる」感が、なんか……良いよね。
    しかしジムは水タイプがテーマなので、トレーナーは全員ノリさんでワンパン。
    リーダーも簡単に倒せそうだったが、一応念には念を入れて、橋の上で捕まえたワタシラガ(NN:ワタッシー)を先鋒とし、コイキングとサシカマスを一蹴。

    3匹目はカジリガメ。早速ダイマックスしてきたが、前回の教訓を活かし、こちらは「うたう」を選択。
    首尾よくヒットし、カジリガメは貴重なダイマックスの3ターンを寝て過ごすことになった。
    気持ちよさそうに寝てるね。
    その後はナゾノクサ(NN:ミステリー)を繰り出し、今度はこちらのダイマックスで簡単に撃破できた。

    その後は「第二鉱山」に進みビートと再戦するが、相変わらずエスパーばかりなので、エステーが「かみつく」しているだけで楽勝。
    更にエール団とのダブルバトルも、カモネギの格闘技で瞬殺。

    鉱山を出た所にはミブリムが野生でいたので、ビートのお株を奪うかのように捕獲(NN:てぶり)
    すべてが上手く回っていた。そう、日が暮れるまでは……


    スボミーインの長い夜

    エンジンシティに戻りホテルにチェックインしようとすると、ロビーでマリィちゃんに話しかけられ、和やかなムードでバトルが始まる。
    トレーナー同士、バトルで親交を深めるのが一番!
    繰り出してきたのはグレッグルとズルッグ。
    どちらもカモネギであまり苦労せずに倒せたが、最後に出てきた病気のピカチュウモルペコが不気味。

    まずタイプがわからないし、 攻撃する度に身体が紫色に変色するものの、いったい何が変わっているのかが分からない。
    そして何より、単純に強い。エステーのアシッドボムで特防を下げながら戦うもののあまり削れず、相手の「かみつく」と「でんきショック」でみるみるHPが削られていく。

    情報面のディスアドバンテージは、トレーナーのメンタルに影響を及ぼし、ひいては判断ミスを引き落とす。
    焦ってノリさんに交替したのが祟って、でんきショックを受けてマヒ状態にさせられる。
    こうなると先制で「かみつく」を撃たれ、3割のひるみ&2.5割のマヒという二重の行動不能の罠にハマっていることに気がついたときにはもう遅かった。まさに手玉
    気がつけば、凶悪なまひるみの沼に腰まで浸かっていた……!
    しかしパーティー全体のHPが削られており、もう後出しできそうなメンバーが居ない。
    苦し紛れに、加入したばかりのてぶりを出すが、かみつくで即死
    うん、まあ弱点だしそうなるよね……。
    しかし彼女の犠牲で、安全に後続を場に出す権利が得られた。考えた末、選んだのはハァト(コロモリ)。
    アシッドボム×2で特防が4段階下がっているので、エアカッターかねんりきが届けば大きく削れるはず……。
    しかし非情にも相手の方が早く、でんきショックで感電死
    確実に、一歩ずつ追い詰められていく……。
    もう相手の攻撃を受けられそうなのはエステーしか居ない。
     縋る思いで繰り出すと、モルペコのでんきショックを土俵際で耐えた!
    しかし反撃のベノムショックでも倒しきれず、双方がレッドゾーンに突入。
    極限状態で、エステーに出された指示とは……?
    もう方法は、一つしか無かった。
    みんな、さよなら……。
     

    マリィちゃんとの長い夜が、終わった。


    今回の戦死者



    パーティーで一番頼れる存在だった。炎タイプのジムではその高い耐久力を活かして大活躍する予定だった、が、その青写真が実現することはもう無い
    (2枚目スクショのタイミングがズレてるけど、ちゃんと埋葬しました逃しました)


    脚が短くて胴が長いので「どうなが」。攻撃下降の「おだやか」な性格のせいでお遊び程度の火力しか出せなかったが、今考えればそれが愛嬌だった。


    今思えば、はじめからてぶりを捨ててノリさんを死に出しする方が良かったR.I.P.、どうか安らかに……。


    格闘タイプに圧倒的に有利で、後出しの安心感がすごかった。彼なしで格闘タイプと戦わなければならないなんて……。


    昨日は殺す身だった彼女が今日は殺される身。これが戦場だ。

    通算犠牲者数:7名
    次→その3(バッジ4つ目まで)